今回は、皆さんが気になっている【骨盤の歪み】と腰痛の関係性についてお伝えします!
そもそも骨盤は歪むのか?
というところについてなのですが…『歪みます。』
なぜ歪みが出るのかと言いますと、骨盤自体は生まれた時から先天的な奇形、もしくは発達障害などがない場合、正常な位置関係を保っています。
ですが、日々身体を動かし生活していると、重心や動き方のクセ、使いかた等から段々と正常な位置関係が崩れてしまいます。
それはどうしてなのか?
骨の周りには体を支える筋肉がついています。
(下図はお腹の奥深くにある腸腰筋(ちょうようきん)お尻周りにある殿筋群(でんきんぐん))
この腸腰筋、殿筋群のように筋肉が収縮(伸び縮み)することによって、体の動作、姿勢を維持し続けています。
その筋肉が使いすぎや、疲労負担の蓄積によって、硬くなってしまったり伸びなくなってしまうと、
骨から骨についている筋肉は骨同士を引っ張ってしまいます。
その状態が長い時間続いてしまうと
✓姿勢が悪くなる
✓骨盤が歪む
✓体が傾いて見える
などの変化が出てきてしまいます。
ですので、骨に異常があって歪んで見えているのではなく、
骨から骨についている筋肉の硬さによって体の歪みを作ってしまっています。
骨盤が歪んでいるのではなく、周りの筋肉の左右のバランスが崩れたり
腰や肩が痛みをかばったような姿勢によって骨盤が歪んで見えるのです。
続いて腰痛と骨盤の歪みについてのお話しですが、結果から言いますと、
骨盤が歪んでいるから腰痛が出てしまうのではありません。
歪みと痛みは直接的な関係は一切ありません。
ではなぜ、痛みが出てしまっているのか?
それは骨盤を歪ませてしまっている、筋肉の硬さが痛みの原因となっています。
この筋肉の硬さは長年の使いすぎ、酷使によって硬くなってしまいます。
硬くなってしまった筋肉は、血行不良を起こし、筋肉に必要な【酸素】や【栄養素】を供給出来なくなります。
そしてさらに、痛みのもとになる【発痛物質】が産生されます。
この硬くなってしまった筋肉が痛みの原因になります。
体、骨盤の歪みはその硬くなった筋肉によって引き起こされた二次的な症状なのです。
ここまでのお話しで、歪みと腰痛の関係性がご理解いただけたかと思います。
当院ではその骨盤、姿勢の歪みからくる痛みに対してしっかりとした施術をさせていただいております。
そこで、鍵になるのが左右の筋肉の硬さや骨盤の使いかたです。
この筋肉の硬さに対しては筋膜リリース療法や鍼治療、ハイボルテージ(電気療法)。
骨盤の使いかたに対してては骨盤整体、リアラインを使用した(運動療法)などを行います。
下記で詳しくご紹介しておりますので是非ご覧ください↓↓↓